2017年11月30日木曜日

在宅介護のリーダーシップ

リーダーシップ、特に状況対応リーダーシップ®の解説でよく使う図があります。
リーダーシップを発揮する方向は、一方向だけではない、多方向だということを説明するときの図が下図です。




リーダーシップと聞くと、おそらく上司が部下にとか、影響力のある大物が受け身の者に対して発揮する権威や力だと受け取られると思いますが、本来の定義ではそれだけではありません。

簡単に言えば、だれかがだれかになにかをしてほしいときに「働きかけること」、これがリーダーシップの基本的な定義です。

上の図を現在の「在宅介護のリーダーシップ」に当てはめてみます。
まず、お世話になっている方々をリストします。

なにより中心になって助けていただいているケアマネジャーさん、日々の生活をサポートしてくれるヘルパーさんたち、リハビリや入浴を助けてくれるデイサービス、緊急時にも対応してくれる病院や訪問診療の先生や看護師さんたち、短期出張のときにお世話になるショートステイ、そして長期海外出張の多いわたしたちに必要なロングスティ・・・
そしてなにより家族や親族・・・