2017年3月8日水曜日

「立場が逆なら同じことをしてもらっていたはずです」、安心できるリーダーシップ

「立場が逆なら同じことをしてもらっていたはずです」
​リーダーシップの​重要な要素

​「内包的な自分」も​安心できるリーダーシップ。​

リーダーシップ研究アカデミー
自分の大事な人たちが必要とするリーダーシップを研究!

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​【「優れたリーダーには「安心感」をおぼえる。なぜか? サイモン・シネック氏が、”リーダーシップの真髄”に迫る」より​】​
http://logmi.jp/37549

​●軍隊では、他の者のために自分を犠牲にする兵士に勲章が与えられます。ビジネスの世界では、自分の利益のために他人を犠牲にする人間がボーナスをもらいます。まるで逆なんです。

​●こうした人たちはどういうところに生まれるのだろうか。・・・後になって分かったのですが、環境なのです。

​●​仲間と一緒にいることで安心を実感できれば、信頼と協調は自然に生まれます。

​●世間は危険に満ちています。生活の邪魔をしたり、成功を阻んだり、成功の機会を奪ったり。経済の浮き沈み、不安定な株式市場などもそうですし、あなたの会社が採用しているビジネスモデルを一夜にして旧式なものにしてしまう新しいテクノロジーも脅威です。

​●環境によっては、私たちは時間と労力を費やして、お互いから身を守らざるを得ません。そうなると、組織としての力は必然的に弱まります。組織の中で安心を感じていられたら、私たちは才能と力を合わせて疲れも知らずに働き、外的な危険に向き合って、チャンスをものにしようとするはずです。

​●家計が苦しいからと言って、子供の1人を解雇しようと考える親はいますか、と言っています。そんなことをする親はいません。それなのにどうして、組織になったらメンバーを解雇するという発想が出てくるのでしょう? 

​●​法外な給料やボーナスをもらっている銀行のCEOなどに対して、・・・こうした人たちは、自身の利益を守るためなら従業員が犠牲になってもしょうがないと考えます。

​●​リーダーシップとは選択です。地位ではありません。・・・自分の左にいる人のことも右にいる人のことも、面倒を見ると決めた人たちです。こういう人たちこそリーダーなのです。

​●最初に行動を起こす人を私たちはリーダーと呼びます。誰よりも率先してリスクを引き受ける人たちです。そういう人たちのことを私たちがリーダーと呼ぶのは、部下が安全に
​​保護された状態で、得るものがあるようにと自らが犠牲になることを選択するからです。それができれば、その自然な反応として、今度は部下が上司のために犠牲になろうと考えてくれます。

【競争のリーダーシップから調和のリーダーシップへ】より