2015年7月28日火曜日

教科書の読み方 「なぜ教科書を創りたいと思ったのか」より

競争のリーダーシップから調和のリーダーシップへ
「なぜ教科書を創りたいと思ったか」より
http://uls-aami.blogspot.com/

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教科書の読み方

第1章は、「ロボットを生み出す上司」、「民主的すぎたリーダー?」、「気持ちが落ち込んだ部下」を題材に、リーダーシップの基本として、タスクのとらえ方と状況対応リーダーシップ®の紹介をしています。

第2章では、行動科学と状況対応リーダーシップ®の基本的な解説をしています。

第 3章では、「あの2人は連れていけない・・・」、「上司に働きかける部下」を題材にパワーの紹介、「横浜市とサンディエゴをつなぐプロジェクト」と「英 語・中国語を公用語にした小学校」を題材にS.L.セルフとネットワーキングを、「C社の上場」と「お菓子作りを経営」を題材にタスクのとらえ方を掘り下 げました。

第4章では、リーダーシップの未来のカタチとして、「大学生のリーダーシップ」、「南アフリカでのファンドレイジング」、「リーダーシップ世界大会 1人のばかの思いつきが現実に!」を題材に、だれもがリーダーの視点を紹介しています。

第1章から第4章まで理論的な解説には、本文中や図表に( )付けで上記の「入門から応用へ、行動科学の展開新版」のページ数を記しました。より詳しく学習したい場合は、ぜひ該当ページを参考にしてください。その他の引用文献については、( )内に文献名を記しました。

最 後の付録では、リーダーシップ・ストーリーを、解説で紹介した項目のいくつかを使って整理しています。また、現代のさまざまなリーダーシップ現象や読者の みなさん自身のリーダーシップを診断分析できるよう、そして、実際のリーダーシップの場で使えるよう、行動科学および状況対応リーダーシップ®の枠組みを 使った「考えるための質問」をいくつかリストしています。正解はないので、「わたしなら、どのような行動をとれるのか選択肢を出すこと」が重要です。それ がリーダーシップ行動の第一歩になります。

また、いつでも必要な用語や考え方を探し出せるよう索引も用意しました。本書を、教科書や参考書のように使っていただければ幸いです。