2016年11月7日月曜日

リーダーシップ教育は国際協力を加速させる原動力!

「12のリーダーシップ・ストーリー 課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れ!」のストーリー提供者である小川優さんのコラムが、国際協力キャリア総合情報サイトのPartner(11/4号)に掲載されました。

是非ご一読下さい!

http://partner.jica.go.jp/ColumnDetail?num=471



第471号  シリーズ 国際協力の第一線(団体編)~リーダーシップ教育は国際協力を加速させる原動力! ~

リーダーシップ研究大学「進化する教科書」チーム 小川 優

法律を学びながら人権擁護のために国際協力をしてきた私が、リーダーシップ教育に携わるようになったのは 一人の社会活動家としての後悔と成功体験からでした。

私は大学時代に何か国際協力したい!と思い、カンボジアの子どもたちに語学を教える学校インターンシップに参加しました。その学校は、効果的なクラス編成も、貧しくて毎日学校に来られない子どものサポートもしておらず、さらにボランティアできている学生は遊び感覚で来ている様子。「国際協力ってこんなんでいいの?…いや、なんとかしなきゃ!」と決意した私は、他のインターンや現地教員を説得。児童支援やクラス編成、ボランティアの研修改善に取り組みました。限られた時間の中でしたが、提案事項がなんとか終わり、「やってよかったー!」と仲間は大満足の様子。しかし、「“ほんとうの貢献”に、もっと早く、もっとうまく皆を巻き込んでいれば、さらに素晴らしい結果を残せたのではないか」と私は少し後悔していました。

そんな心のモヤモヤが取れない私が参加したのが、大学のリーダーシップを学ぶサークルでした。リーダーシップを学んでいく中で、どんな指示をすればより効果的な行動を促せたのかを知ることができ、さらに、カンボジアでの体験は私が思っている以上にうまくいっていたことが分かり、少し自信をもてたのです。特に“状況対応リーダーシップ®”の理論は、「誰でも使えそう!」と私が直感したもので、後に次の活動拠点である南アフリカで大いに役立ってくれたのでした。

さて、南アフリカで私がしたのは、ファンドレイジング。「国際協力には興味があるけど、何をしたらいいのかわからない」という留学生が多いことに気づき、この状況と南アフリカの貧困を改善するため、ファンドレイジング学生団体を創ることに。最初は一人でした。人権と南アの子どもたちの未来について訴える中で、やる気も経験もほとんどゼロですが、学生6人が集まりました。国際協力経験があるのは私だけだったので、メンバーは私に頼りっぱなしで、「なんでこんなに自立してくれないの~」と私はいつも落ち込むばかりでした。この状況を打破すべく、私が使ったのが前述の“状況対応リーダーシップ®”モデルでした。

このモデルは、とても簡単に言うと、相手(フォロワー)のあるタスクに対する経験ややる気に合わせて、私(リーダー)が相手への指示の仕方や態度を変えることによって、タスク(課題)を達成できるようにしていくというものです。
例えば、私のチームには、会計についてとても詳しく、会計のことなら、どこか自信があるようなやる気ある女性メンバーがおりました。私はどんな指示を出す時も、1から10まで説明する癖があるのですが、私が彼女に会計の仕方について詳しく説明してしまうと、彼女にとっては「わかってるから説明しなくていい。好きにさせてよ」というようにモチベーションが下がってしまいます。ですので、私は「これは、あなたの得意分野だし、あなたがよくできるっていうことも知っているから、任せるね」と背中を押すだけにしてみると、彼女はのびのびと自分に課されたタスクに取り組み、達成したのです。
一方、ある男性メンバーは、とても人から好かれそうなキャラだったので、ファンドレイジング・イベントの広報をしてもらおうと思い提案しました。彼は、今まで一度も広報活動などしたことがなかったので、「え~。できないよ!」と全く経験値もやる気もゼロいう反応でした。しかし、彼の長所を含め説得した結果、「やってみる!」とやる気をみせてくれたので、広報活動とは何で、何を使って広報をするのか、彼に達成してほしいタスクは何なのか、詳しく丁寧に教えていきました。さきほどの女性メンバーとは違って、私が彼に「じゃあ、任せたよ」と言ったところで、彼はその広報活動におけるタスクを達成できるとは限りません。そうなると動機づけもされないので、活動がいやになってしまいます。ですので、ここでは1から10まで説明することがリーダーである私がとるべき行動だったと言えます。

このようにメンバーのやる気や経験をもとに、どういう役割を任せ、指示をするべきかを分析し実践していくと、みるみるメンバーがそれぞれの役割に自信をもち、最高に活発的なファンドレイジング活動をできるようになっていったのです。メンバー一人ひとりの大成長の結果、集まった寄付金は、貧困の方々の経済的自立コミュニティを3つ建設できるほどになりました。(この経験は「12のリーダーシップ・ストーリー、課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れ」(生産性出版、2016年刊)に掲載しています。)

そんな清々しい気分の中帰国すると、友人の薦めで、リーダーシップ研究大学の研究員として進化する教科書チームに参加させていただけることに。そのチームは、“状況対応リーダーシップ®”を国際協力などの様々な場面で、誰もが実践できるように教科書を出版するチームでした。そのチームでの活動は、私にとって、一人でも多くの国際協力に志のある方にリーダーシップを学んでもらうことを通して、より効果的な国際貢献を促し、より多くの人々を救っていく意義のあるプロジェクトでした。いざプロジェクトが始まってみると、最年少であるという不安も吹っ飛び、「なんて自分らしく伸び伸びとやっていける組織なんだろう!こんなに一人ひとりがリーダーシップを発揮している組織は見たことがない!」と感動する日々。チームのメンバーは、リーダーシップを勉強し実践してきたメンバーだったので、それぞれが自分の役割というものを強く自覚し、互いに協調しながら議論を進めていくことができました。一方、このプロジェクトで難しかったのは、リーダーシップに関心を示している主な層がビジネスマンであるということ。出版過程で、リーダーシップのワークショップも開催してきましたが、ほとんどの参加者がビジネスマン。しかし、その中でも、国際協力に携わってきた、また携わりたい参加者もおり、彼らが“状況対応リーダーシップ®”を学び、「これだ!」と感動する姿を見るたび、このプロジェクトが国際協力を加速させる原動力になっていると実感せずにはいられませんでした。

現在は、より多くの国際協力を目指す方々へ「リーダーシップの重要性」のアピールを進め、リーダーシップ理論を実践ができる人材育成を進めていけるよう、頑張っています!「もっとできた」と後悔しない、いつも最大限に仲間のポテンシャルを引き出していけるリーダーシップ。ぜひ皆さんにも勉強・実践をしていただき、最高の国際協力史を皆さんの行動で刻んでいっていただけると嬉しいです!



※状況対応リーダーシップ®は㈱AMIが管理する登録商標です。

第471号  シリーズ 国際協力の第一線(団体編)~リーダーシップ教育は国際協力を加速させる原動力! ~ より。

2016年11月4日金曜日

「リーダーシップとコーチングについて考える」 研修会 ご報告


10月15日に、日本コーチ協会神奈川チャプター(JCAK)主催の「リーダーシップとコーチングを考える」研修会に、網あづさ主任教授が講師として参加致しました。


「リーダーシップとコーチングについて考える」のプレゼン内容については、近々、ELA公開勉強会でご紹介します!


2016年11月1日火曜日

「12のリーダーシップストーリー」公開勉強会(2016年11月6日) 参加お申込み受付中!!

「12のリーダーシップストーリー」公開勉強会 参加お申込み受付中!!

エクゼクティブ・コーチングで著名なマーシャル・ゴールドスミス氏も以下のように述べています。

「コーチングの成功にとって重要な要素は、コーチされる人そのものではなく、その人が置かれた状況やタスクによって変わる ‪#‎レディネス‬・レベルであり、その人のレディネスを診断し、レディネスにあうスタイルを選ぶこと、これは理にかなったことですが、実際にはあまり行われていません。」
https://youtu.be/57lgZZ7PWDc

(日本語訳はこち​ら​:https://www.facebook.com/ELAForum/posts/1112380788808132)

そこで、テキスト「12のリーダーシップストーリー」を使って、どんなときにどんなリーダーシップが有効なのか考えます。

 ・あなたの上司がとっているリーダーシップは?
 ・あなたの同僚がとっているリーダーシップは?
 ・あなたの部下がとってい​​るリーダーシップは?
 ・あなたが知っている○○がとっているリーダーシップは?

「12のリーダーシップ・ストーリー」を学習することで、いろいろな状況でいろいろなリーダーシップがあることがわかります。

日時 : 11月6日(日) AM9時15分~11時半
場所 : 東京都杉並区 阿佐ヶ谷地域区民センター 第6集会室室  http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/katsudo/center/1006943.html

費用 : 一回3,000円(ELA研究員は無料)

お​申込はこちらから!
https://goo.gl/FCeK73

2016年10月4日火曜日

2016年11月6日(日)実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会  公開勉強会開催します

実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会

「12のリーダーシップストーリー」公開勉強会のお知らせ


日時 : 11月6日(日) AM9時15分~11時半
場所 : 東京都杉並区 阿佐ヶ谷地域区民センター

費用 : 一回3,000円(ELA研究員は無料)




課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れ、「12のリーダーシップ・ストーリー」を使って


仕事がスムースになる、人間関係が気持ちよくなる、人生が楽しくなるリーダーシップの考え方を学びましょう。


実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会は、使えるリーダーシップを学び、新しいリーダーシップを考えていこうという仲間の集まりです。一方的に学ぶだけではなく、お互いに学び、教え、共有し、創造していく研究会でありたいと思っています。


公開勉強会では、すでに行動科学の領域で有効性が証明されている状況対応リーダーシップ®を行動科学の理論を使います。


状況対応リーダーシップ®は、シンプルで覚えやすく、まさに「今日から使えるリーダーシップ・スキル」です。しかしシンプルな分、応用範囲が広く、実際に使ってみようとすると、「この場合はどうしたらいいんだろう・・・」と迷ってしまいます。


エクゼクティブ・コーチングで著名なマーシャル・ゴールドスミス氏も以下のように述べています。

「コーチングの成功にとって重要な要素は、コーチされる人そのものではなく、その人が置かれた状況やタスクによって変わる ‪#‎レディネス‬・レベルであり、その人のレディネスを診断し、レディネスにあうスタイルを選ぶこと、これは理にかなったことですが、実際にはあまり行われていません。」


https://youtu.be/57lgZZ7PWDc

(日本語訳はこちら:https://www.facebook.com/ELAForum/posts/1112380788808132


そこで、テキスト「12のリーダーシップ・ストーリー」を使って、どんなときにどんなリーダーシップが有効なのか考えます。

 ・あなたの上司がとっているリーダーシップは?

 ・あなたの同僚がとっているリーダーシップは?

 ・あなたの部下がとっているリーダーシップは?

 ・あなたが知っている○○がとっているリーダーシップは?


「12のリーダーシップ・ストーリー」を学習することで、いろいろな状況でいろいろなリーダーシップがあることがわかります。


他の人たちのリーダーシップを見たら、今度は自分のリーダーシップ・ストーリーを作ってみましょう。

 ●過去のストーリー

 ●現在進行形のストーリー

 ●こうだったらいいなという希望のストーリー


最初に、過去、または現在のリーダーシップ・ストーリーを思い出してみましょう。

状況対応リーダーシップ®モデルでとらえると、どのようにフィードバックできるでしょうか?


「もし同じような状況で今度は違うリーダーシップをとるとしたら、どのようなリーダーシップをとりますか?」


状況対応リーダーシップ®や行動科学を学習した仲間たちで、どんなことがうまくいったか、どんなことに気づいたか情報共有します。


自分の未来の希望のリーダーシップ・ストーリーも考えてみましょう。


リーダーシップの学習は、講座を受講して終わりではありません。日々の生活であり、人生において常に起こっていることです。ちょっとしたヒントを知り、練習し、学習を続けることで、仕事が楽になり、人間関係がスムースになり、人生全体が気持よくなります。


【学習形式】

 情報共有、 必要に応じて講義、演習、宿題

 ELA研究会には多くのリーダーシップ・ゲームや研修ツールがあります。

 参加者の希望に応じて使います。

 グループストーリーテリング

 インターネット上でのディスカッション

 仲間同士のフィードバック

 

【こんな方を対象としています


リーダーシップをうまく活用したい方


・人々とともに気持ちよく活動したい人

・これからチームで仕事をしなければならない人

・人付き合いやチーム活動が苦手な人

・周囲に理解してもらいたい人

・相手に受け入れられる教え方を知りたい人

・生きがいややりがいを持ちたい人

・役に立ちたい人



一般参加費:一回3,000円(税抜)

ELA研究員:参加費無料


★教材はご用意ください。

 ・教科書「12のリーダーシップ・ストーリー」(弊社お申し込みの場合1800円+税+送料、

他社で購入される場合の定価は2000円+税です)





実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会およびELA研究員については、下記サイトをご参照ください。

http://e-uls.org/courses/course/view.php?id=72


※価格はすべて税抜きです。


【受講にあたって


筆記用具をお持ちください。



2016年9月9日金曜日

リーダーシップ地図®(マップ)をご存知ですか?


リーダーシップ地図®(マップ)とは?

12のリーダーシップ・ストーリー~課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れの表紙をひらいてみてください。

たくさんの図が描かれています。
これがリーダーシップ地図です。

行動科学のバイブル、「入門から応用へ 行動科学の展開」で解説されている理論やモデルをまとめたものです。



「ビジョン・トゥー・アクション(VTR)モデル」、「目標による管理(MBO)」、目標の達成度、行動モデル、態度モデルなど、行動科学の主要な理論を示した「リーダーシップ地図」を使うことで、「自分はどこにいるのか、どこにいくべきなのか」を探ることができます。
※「12のリーダーシップストーリー ~課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れ」(生産性出版)より



「入門から応用へ 行動科学の展開」のご購入はこちらから


2016年8月31日水曜日

あなたのリーダーシップの傾向は? ~S.L.リーダーシップ診断とフィードバック インターネット講座のご案内

あなたのリーダーシップの傾向は? 
4つのスタイルを使いこなそう!


世界で1400万人以上が学んでいるリーダーシップ共通語。仕事がスムースになる、人間関係が心地よくなる、人生が楽しくなるリーダーシップ・スキル!
※本講座はインターネット講座です。世界中どこにいても受講することができます。

~こんな方を対象としています~

リーダーシップをうまく活用したい方
・人々とともに気持ちよく活動したい人
・これからチームで仕事をしなければならない人
・人付き合いやチーム活動が苦手な人
・周囲に理解してもらいたい人
・相手に受け入れられる教え方を知りたい人
・生きがいややりがいを持ちたい人
・役に立ちたい人
受講費:28,000円+税
受講期間:開始日から6ヶ月間

詳しくはこちらをご覧下さい
http://clsjapan.e-uls.org/s-l-gong-kai-jiang-zuo/slridashippuzhenduantofidobakkujiangzuo

2016年8月28日日曜日

2016年10月15日(土)研修会 「リーダーシップとコーチングを考える」


「リーダーシップとコーチングを考える」 

リーダーシップとコーチング、どちらも人材育成、動機づけ、目標設定の場でよく使われています。リーダーシップはフォロアーへの働きかけ、コーチングはクライアントやコーチィへの働きかけ、どちらも相手があり、相手に動いてもらうという意味では同じです。では、どう違うのか?なにが違うのか? 今回は状況対応リーダーシップ®の立場から整理して行きたいと思います。 


テーマ:「リーダーシップとコーチングを考える」 
講 師:網あづさ(リーダーシップ研究大学主任教授) 
日 時:2016年10月15日(土) 
受 付:13:00時から 研修:13:30~16:30 
会 場:ミューザ川崎シンフォニーホール 研修室1 
会 費:3,000Y(非会員) 
    1,000Y(会 員) 


詳細・お申し込みはこちらから
http://kokucheese.com/event/index/421895/